猫さんのしっこテロ対策
チャイ君@猫の時間セカンドハウス。チャイ君は不思議な色をしており、写真で表現するのがとても難しいのです。茶色とも黒とも言えない綺麗な光沢のある色。
けれど、コミュニケーションを取って「チャイくーん!今から写真撮るよ!ブログに載せるからいい顔してよー」
と言うとほぼ肉眼通りの写真が撮れます。
昨日、
岩津さん主催のアニマルコミュニケーション講座修了者同士の交流会がありました。
ずっとお会いしてみたかった
オカメインコのご家族のMさん、
山根さん にお会いすることが出来ました。
上記のオカメインコのまめちゃん、シンプルな言葉ながら、気持ちがこもっててこれを読んだときは「まめちゃん 本当にいい子だなあ・・」と涙が出そうになりました。
山根さんには「仲良しの秘訣!すごすぎる!コツは自然体でということなのかー」
遠くは福岡や福山からいらしていて、皆さん熱心でした。
皆さんの動物の家族がダメなことをしたときにどう対応するか
の話になり、
「こうこうしたら損でこうしたら得やで」
って伝えたらいいですよー
とお伝えしたのですが、ちょっと言葉足らずだったので、こちらで詳細の説明を。
昔、ミルクがうちに来たばかりの頃、長時間留守にしたら、「殺人事件の現場ですか、これは!!」というぐらい部屋中にしっこをされたことがあるのです。
彼女の立場から考えたら
「わたし、捨てられたかもしれん!悲しいぃいい!キーッ」という気持ちでやったのかもしれませんし、
「本当にこの人達はわたしを愛してくれるのでしょうか 試してみましょう」とやったのかもしれません。
一回目はショックのあまり、長時間留守のときは風呂場に閉じ込めるというひどいことをしてしまったのですが
ミルクの立場になって考えた末に
「ミルク、ここはあんたのおうちやで。おうちが汚いとミルクはしんどいでしょう?」
「ミルク、おしっこここにするとさ、これを片付けないといけないでしょう?とても時間かかるじゃない?その時間をミルクと遊んだり、お話するのに使えるのに、何してんだ あんたは」
と何回も抱っこして言い続けました。おかげでミルクのお怒りは鎮まり、「殺人現場並のしっこ事件」は収まりました・・・今も半年に一回 枕などにしっこテロしたりしますけども。
コツとしては
相手の立場になって
これをしなかったらこれぐらい利益があったのに
お気持ちは分かりますが、別の表現方法があるのではないでしょうか
と言うことです。
不安感から「不良行動」に走っている場合もあるので
「この行動に対して怒っているけれど、本人のことは嫌いになったわけじゃない」
「君の居場所はここです。ずっと一緒だよ。」
ということを説明することも大切です。
猫さんの場合、腎疾患の可能性もあります。普段からおしっこの回数をメモするようにしましょう。
まとめると
しっこテロをされたら
1 健康状態をチェック。お腹痛いのか とか ビックリしたことがあったのか?とか本猫に聞いてみる。腎疾患だと鼻の色が薄くなっている場合があります。その場合は出来るだけ早く血液検査を。
2 そうでもなく、食欲もあり元気そうであれば 不安感の可能性が高い。
相手の気持ちになって淡々と説得をする。
3トイレが猫さんにとって不便な場所にあってしょうがなくしている場合もある。こういう場合はそこにトイレを置く。どうしても人間にとって不便な場所の場合は、徐々にトイレの場所を(一日10センチとか動かすらしい)動かしていって、妥協点を探る(ジャクソン・ギャラクシーさんの話)
この3点です。
対猫さん でも 対動物さんでも 最終的には観察力とコミュニケーション能力ですね。