ペットロスをいかに乗り越えるか
こんなかわいい猫死んだらショック受けて当たり前やわ・・・
(ちなみにすみれちゃん死んだときこんな顔してました。全く苦しんでる顔じゃなくてビックリ。心筋梗塞って超痛いらしいのに・・・)
ペットロスというのは相当キツい、といろんな人に聞いてはいました。
自分の猫じゃないけど、猫の時間の猫たちが病気になったり、麻酔のアレルギーで死んでしまったり、かれこれ10年以上も「猫の時間」と縁があるのですから、猫の「生と死」というのは一通り見たはずです。そしてその度に、感動したり、帰途についたときに一人で泣き崩れたりしていたのです。
特にカレンが亡くなったときは本当に辛かったです。
あのとき、オーナーが「はよ、すみれちゃん持って帰り」と言って下さらなかったら本当に頭がおかしくなりそうでした。
「すみちゃーん、カレン死んだよ」
「ぶぶぶぶぶ」
「悲しいねえ」
「ぶぶぶぶ」
彼女のユーモラスな顔にどれだけ慰められたか分かりません。
友人の一人は、
ペットロスになって新大阪駅で倒れて 猫がーとかうわ言をいい、駅員さんに早く新しい猫飼ったほうがいいですよと言われた と言い
また別の友人は
一週間以上遺骸を家に置いて泣きながら抱っこしていた
とのこと。
これはいかんと、岩津さんにお願いしたり、ペットシッターをお願いしていた河合さんに相談。
友人やプロの皆さんの共通した意見は
「泣くのを我慢するな」「悲しくてあたりまえ」
というものでした。
自分は長女で、何もかも我慢するように育てられており、なかなか人前では泣くことができないのです。自分を一番かわいがっていた祖母が死んだ時も、10年お世話になった太極拳の師匠が死んだ時も人前で泣くことはできませんでした。震災のときですら。
気が緩んだときに「ダーッ」と涙が出てきたり 手が震えたり。
そんな感じで感情を出すというが本当に苦手なのです。まるで、うちのミルクみたいですね。彼女も我慢しないといけない環境で育ったんだろうなあ・・・
そんなこんなで ミルクと私は泣いてもいい というお墨付きをもらったので、すみちゃんの話をしながら一人と一匹で抱き合って泣くことにしました。
で、アニマルコミュニケーション講座を受けた日の晩、「すみちゃーん」と写真に話しかけていたら
「わたしは家族みんなが幸せで長生きしてくれたらいいのよ」
とはっきり日本語が聞こえました。
(その写真)
えっ! なんか日本語聞こえたで!
と驚いていると 落ちるはずのないところに置いていたりんごが床に落ちました。
すみちゃんが本当に話しかけてくれたのだ。 と思いました。
そこからは
の通りで、徐々にミルクと私は「すみちゃんの死」というものを認識出来るようになりました。(本当に岩津さんの文章素晴らしい)
ペットロスはそのときに我慢をすると、あとでものすごく来るそうで、ペットシッターの河合さん曰く、
「おっちゃんとかで我慢してる人が一番危ない」
そうです。
こういうときはガンガン泣いて どんどん写真に話しかける、これが良いみたいです。