感性と説明
占いを勉強されている方や本職の占い師の方が「視察」に来られることが結構あります。
そういう方に占いの結果を説明すると、
「ものすごく論理的ですねぇー。」
と感心して帰られます。
ありがたいことです。
占いはとても「感性」の仕事と思われがちですが、
それを上回る「論理的な思考」「専門家にしか分からない言葉をビギナーさんにも簡単に分かるように説明する能力」が必要なのです。
いきなり、結論だけを申し上げるよりも、
相手が火で自分が水なんですよー。
火のイメージはどうですか?
とお聞きしていったほうが、お客さんの「言葉の広がり」がどれぐらいあるのか
確認できますし、
また、「火のイメージ」にいいイメージがない場合など、
「こういう考え方もありますよ」
と提示することが出来ます。
また、自分で「つながり」を考えながら、解釈を聞いていただいたほうが
「頭に残るアドバイスが出来る」と思うんですよね。
先日も、これで
「試験受かってました!ありがとうございます」
という方がわざわざお店を訪ねてこられて
こちらが恐縮したことがあります。
アドバイスというのは使う人がうまく運用しないと生きてこないのだな、
と痛感した出来事でもありました。