Vive-hodie

日本初の猫カフェ「猫の時間」と 神戸元町の「モダナークファームカフェ」、近鉄百貨店上本町店で鑑定している占い師のブログ。

丁寧語はムテキ

 実は2月に一緒に住んでる祖母(93歳)を亡くしまして。
で、祖母の友人やらがたくさん弔問に来たときに気がついたんですよ。

「丁寧語というのは無敵ではないか。」

ということ。
若輩者の私なんかよりも相手ははるかに年上なので必然と丁寧語を使わざるを得ない。
ですが、丁寧語というのは滑舌がよくないと使えない言葉なんですな。だから、自然と、子音、母音をはっきり発音する。
するとですね、90やら80代のお年を召した方々には、「大変聞き取りやすい」らしいんです。
 最近の若人の発音、「カノジョー」とか「ミスドー」といった発音はどうしても、母音、子音がハッキリしないのが特徴です。
 だが、それでは、お年よりの耳には優しくない。何言ってるのやら。

 なるほど!丁寧語というのは「ワタシはお上品でございー。」と偉そうにする言葉ではなくて、「耳の悪い方にもハッキリ聞き取れるようにする」言葉なんですな。だから、高周波が聞き取りにくくなったお年よりや目上の人には丁寧語を使うのか!
日本語よくできてるな!と感心しきり。

 私はいわゆる「下町」に居を構えてまして、必然的にヤンキーな方々との交流があるのですが、やはり、ここでも「丁寧な発音」をすると、皆さん、衿を正して聴いてくれます。
「伝えよう」という意思のある「丁寧語」は人を萎縮させず、人の耳を開くんですな。
 皆さん、イヤな上司や「イケスカナイ」人々=話を聞かない人々には自分の意志をハッキリ伝えるために丁寧語を使いましょう!


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