Vive-hodie

日本初の猫カフェ「猫の時間」と 神戸元町の「モダナークファームカフェ」、近鉄百貨店上本町店で鑑定している占い師のブログ。

パフュームある人殺しの物語

まず、この映画は万人にはオススメしません。
倫理観の強い方々や、「オネエ言葉」で言うところの「キレイ」ぶっている方々には絶対オススメできません。
単館ロードショー向きじゃないかしらん。

かく言う、私の感想ですが、
これは私には大変よかった。★5つ。世界中の「押し付けがましい」占い師さん達に見てもらいたい。
パガニーニなんか好きな人には、「あの感覚」がおわかりかと思うのですが、
あのなんとも言えない、自分の「倫理観」が崩壊していく音が味わえます。宗教学*1なんかを大学で専攻された人には、「聖、すなわち俗なのだ」という言葉が浮かぶかと。
この映画を三行で表すと。
「タブー」というのは、「みんながやってみたいこと」。
一番やってはいけないことを集結したものが、全ての人の愛情を喚起する。
また、愛情を喚起するものを作る天才が愛を知らない。

ということになります。
世の中は矛盾に満ちて、メビウスの輪のようにつながっている!
だから、生きているって面白いんだなぁ。と違う意味で生きている実感をして、映画館を出たのでした。

そこの、メンヘルなあなた、リスカするなら、パフュームを見なさい!って感じですな。


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*1:私は植島啓司教授に師事しておりました