甘えるということ
御年13歳のルーさん、1歳半のタマさんと追いかけっこしていて春先にギックリ腰に。
先週(半年ぶりに)
夜中にトイレの前で大声で叫び、
動転したわたしはルーさんを引っ掴んで
「キェー!先生 うちのルーさん結石かもしれないーーー」と病院へ
エコーとCTを受ける。
ルーさんはお利口さんなので麻酔無しで検査に臨む。
「内臓はどこも教科書に載せたいくらいきれいです」
え、じゃあ、一体・・・
「ギックリ再発ですね」
うわあああああ
担当医の院長先生がギックリ持ちということで
痛み止め頓服をもらって帰りました。
それから 温かいマット(岩盤浴マット)にルーさんを転がしておき
食べやすいように寝床の前に水とご飯、 少し離れたところに簡易トイレを設置。
立ち上がるのは大変そうなので 温かい猫ミルクをシリンジに入れてあげます。
本猫はタマさんにいい格好をしたいのか 文句タラタラ。油断するとすぐにマットから転がって脱走、冷たい床の上で寝ています。
ここでいちいち顔色を伺うのも 引きこもりの子供を持つ親みたいな感じなので腹をくくって強引に行くことにしました。
シリンジでご飯をあげる際、「赤子みたいだからムリー」などと怒っても、強引に給餌。本猫の前でタマさんに
「若いからと言って油断してはいけない。ギックリは若者でもやるらしいから、ルーさんをちゃんと看護するように」
と言い聞かせます。
ルーさんはタマさんをワンオペ育児したせいなのか、あまり弱ったところを見せたくないようです。それを
「そんなことない、弱った状態をタマさんに見せることによって他猫や他人に思いやりが出来る子になるんやで」
「みんな若くても年いっても弱るときは弱るんだからお互い様やで」
「わたしが足の指の骨折ったときに看護してくれたのルーさんやん」
しつこく言い聞かせたら
「わかった」 と 死んだ目になって温かいマットの上に寝転ぶようになりました・・・
ルーさん、しっかり者だから いろいろ我慢してたのかな と不憫になりました。自分もそういうところがあり、限界まで頑張っては寝込むことを繰り返しているので
何事も自分の鏡になるようなことが起こるねえ・・と しみじみしております。