ミルク。こいつとは長い付き合いですが、なかなか難解です。誕生日分からないけど八白土星生まれに違いない・・・。八白土星の友人や家族をたくさん持っていますが(自分が八白土星持ってるからだと思う)かなり難解です。本音を言わない、相手に対して過剰に気を使い利他的な割には、他人と相談せずに自分がこれと思ったことを通してしまう・・。(ユーリ!!! の主人公みたいですね・・うまく表現したものだと思います。絶対占い師と誕生日相談してますよ。)
よく、3年前に岩津さんに相談したものだと思います。
今や、ミルクの話す言語はほとんど理解したとはいえ、
ミルクと交渉する、ミルクの本音を引き出すということにかけては まだまだなのです。
岩津さんのすごいところは、
「猫の言語を話す」ではなく
猫と交渉できる、本音を引き出せる ということです。
動物と話せる そういう人は多いと思います。じっと観察したり 何かしら合図を決めれば文字通り誰でもできるようになります。
が、本音を聞き出せるのか というと そういう人は少ないと思うのです。
ミルクは非常に賢く 自分を犠牲にしてでも人間を救おうと考えるタイプの猫です。家族である自分が何を聞いても何が何でも本音は言わないでしょう。
すみれちゃんが死んだときもそうでした。
食べ物を食べるふりをして カーテンの影で吐いていても 悲しい素振りを見せないのです。その割には わたしがショックでトイレで吐き続けると横で悲しい顔をするのです。
そこをうまくコミュニケーション取ってくれたのが岩津さんでした。
猫の時間で「人間とコミュニケーション取れなさそうな人間が猫とコミュニケーションを取ろうとするが全く駄目で失敗してしまう」という現象をよく見かけます。
あるいは、日本で駄目だから外国に出ていったらなんとかなるだろうと思って出ていき、外国のお荷物になってしまう人。
かなりつらいです。
よく考えてください。
同じ言語 同じ種族同士でコミュニケーションをとりづらいのに
違う言語 違う種族とコミュニケーションが取れるのか?
そりゃあ どう考えても無理ではないでしょうか。
外国で成功している人はそのまま日本に居ても試行錯誤して遅かれ早かれ成功するきっかけを掴めたでしょうし、
知らない人と普通に話せる人は 道端の初めて出会う猫さんとも普通に話せます。
お話が面白くない人はどこに行っても面白くないし
お話がうまいか 愛想がいい人はどこに行っても歓迎されます。
これがコミュニケーション能力の有無だと思います。
オタク界で玉座に座っている庵野さんにしろ、島本和彦さんにしろ、話を聞けば聞くほどコミュニケーション能力が高いんだなと唸らされます。オタクだからコミュ力無くてもいい!そんなことは絶対ないのです。逆にオタクであればあるほど 自分の推しの素晴らしさを布教する能力が必要なのです。
占いもそうです。
自分の先生である 木村先生もめちゃくちゃ愛らしい性格をしていますし、師匠の天道先生も毎度破天荒な行動をするのですが、何故か許せる部分があるのです。(鑑定で悪いことを言ってもお客さんを落胆させない天性の技量がある)こういう天才型の人を真似してもしょうがないので諦めているのですが、
「コミュニケーション能力」というのは ちょっとしたこと:常に相手と対等の立場で話す、相手の言い分をちゃんと聞ける で簡単にブラッシュアップできます。
「出来る」ということと 「お金をもらえる」ということは ここで差がつくのです。