バルテュス展に行って来た。
ネコ好きで絵画好きなら バルテュスでしょ、ということで
バルテュス展に行ってきました。
写真はバルテュスが12歳のときに描いた 「MITSOU」
- 作者: バルテュス,R・M・リルケ,阿部良雄
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/05/18
- メディア: 大型本
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少年バルテュスが街で猫と出会い、「ミツ」と名付け、家族になったが、ある日ミツは家出をしてしまい帰って来なかった。というお話。
バルテュスは巨匠になってからもたくさんの少女と猫の絵を描いていますが、「猫絵」の原点になったのがこれ。
猫は言うことを聞かず自由なのがいい とインタビューでバルテュスは言ってるのですが、「猫の時間」でたくさんの猫を見ている自分としては、「うーん。性格による?」
ドキュメンタリーでの バルテュスの「完全主義っぷり」を見て、「なるほど、こういう性格なら猫は自由って思うだろうなあ」と感心しました。
さすがピカソが20世紀最後の巨匠と呼んだだけあり、絵はとても精密で、光の加減が素晴らしかったです。是非、離れたところから絵を見てください。絵が飛び出して見えますよ。