言い方って難しい・・・
お前はどうしてそこまでだらしないのだ・・・のトップ君。
もう来月で1歳。はやいなー。
占いというのは転ばぬ先の杖でありまして、不幸を当てて、「先生すっご〜い!」とか言ってもらうものではないので
鑑定結果が出たときにいろいろ少ない脳みそを悩ますのであります。
なんとか、状況を正確にお伝えして、お客さんを落ち込ませずに前向きになってもらうか。
ここが腕の見せ所。
アタマが良くて、いわゆる教科書通りの「鑑定」が出来る占い師さんはたくさん居られるのですが、
どうもお客さんを前向きに出来る占い師さんは少ないように思うのです。
アカンかったら アカンって言わないといけないし・・・やんわりと。
先日、
「奥さんと関係が悪いというか冷えた感じなので、なんとかやり直したいのです。」
というお客さんが来られました。
なるほどなるほど。とお話をお伺いしながら、お顔を拝見します。
奥さんの話だったら 目の付近を見たら奥さんの顔が浮き出てることがあるので、どんな表情をしてるんだろう?
!!!
なんと、奥さんの顔の横になんか男の人らしき顔があるのです。
こ、これは・・・
奥さんの愛人か?
ここで動揺してはいけません、ちょっとした動揺もお客さんに伝わってしまうので何喰わぬ顔で顔相を分析します。
次は浮き出ている奥さんの顔の目がどちらを向いているか観察です。
奥さんの顔はお客さんの鼻のあたりを見ています。
まだ、気持ちがお客さんにあるという証拠です。
あー。よかった・・・。
ここで、奥さんに愛人がいるようです、と言うと、やり直したい気持ちが萎えてしまいます。
世の中知らないままのほうがいいこともあるのです。
易を立てて、やり直す可能性があるかどうか確認、かなりの確率であるようなので、
奥さんと実際お話し合いをして、どこか旅行に行ったり、ご飯を食べに行ったらどうかな と提案します。
もちろん、暦を確認していい日を選定します。
この話を自分の先生の木村先生にご相談したら、
「奥さんと不仲になったら、ちょっとお高い時計を買ってあげたらいいよ」
とおっしゃってました。
お高い時計をすることによって、お友達に褒めてもらえるし、もちろん誰が買ったか説明しなくてはならないし、
時計を見るたびに夫を思い出すので、
もう一度、やり直そうかなという気持ちになるよ、ということでした。
なるほどなー。
今度そういうお客さんが来たら、そう言ってみようと思ったのでした。
*1
*1:でも個人的には不倫の鑑定はとても苦手なのです・・・