10月4日のドラギさん
写真はアメリカ村のパリスちゃん。もじゃもじゃなのが本当にぬいぐるみのようです。黒猫さんなので、本当に写真が難しい。
今週の為替イベントといえば、10月4日のドラギ君の「断固たる!」公演*1 と 10月5日の一ヶ月に一回の為替のお祭りアメリカの失業率、雇用統計。
そのため、第一週はできるだけ鑑定とか教室は入れないつもりなんですが、最近はありがたいことに引き合いが多く・・・
しかし、はるかに多忙で毎日ブログ更新されてる方々にはアタマが下がります。やっぱり体力勝負ですなあ。
ということで、
4日のECBの動向、日本の対応、ドルの動向を見てみます。
ECB
4日のドラギさんは、自分がアタマが上がらない国(ドイツとか)からは、どうも快い返事はもらえなさそうなんですが、禍転じて福となすという棚ボタラッキーがあるかもしれません。例のダメな国債をじゃんじゃん買っちゃうよー という作戦は何とか功を奏しているように本人には見えているようです。
欧州情勢は思ったよりもお金の出入りが激しく、四苦八苦している国々としては何とかしたいものの手が出せない、改善しているように取り繕っているものの、そのほころびが来週あたりから見え始める という感じです。
ドラギさん的にはノリノリでスピーチされると思います。キーになる数字は8か2。金利が0.75%ですから 0.8になる可能性もなきにしもあらず。
日本の対応
欧州は無制限で国債買うよ、米国は無期限で緩和しちゃうよ、と主要国がお札刷るよ ジャブジャブ状態の中、
日本は10兆の緩和で大丈夫なのか?
4日の白川さんはバタバタと忙しく動き回っています、何とか自分の意見を実現したいものの、他から文句を言われて足止めを食らっています。そういえば、口だけ番長が何やら日銀に圧力かけるとか何とかってニュースが(ry
日本の状態は、企業の倒産が多く、古い問題がまた持ち上がるといった状態です。
ECBに対して全く策なしといったところでしょう。
米国の反応
次の日の雇用統計を見てもいいとは思うのですが、バーナンキさんの心情。
どうも、遠方から相談事が持ち込まれるようです。(欧州の助けてコール??)そしてそれは早かれ遅かれ明確になっていきます。
米国の状況ですが、どうもお手盛りだった指標とか秘密が明らかになっていくようです。けれども、そのことに対してビックリするような内容で解決策が出てきそうです。
まとめ
ユーロ。強気のドラギさんですが内情はボロボロ
日本 あいかわらずの地蔵ぶり。
米国 あれやこれやとバレることがある。
で 見た目だけはユーロが強くなりそうです。
結果:
ECB: Introductory statement to the press conference (with Q&A)
あんまりたいしたこと書いてないような・・・
今回はリアルタイムで見れなかったので、悔しがってたのですが
ECB名物 ドラギ君大炎上とはいかなかったようで。
Q&A プーチンのくだりが面白かった。