命 卜 相
占いは
◎ 命(めい)
暦から計算するもの。西洋占星術や九星気学、四柱推命、インド占星術、マヤの暦なんかがこれにあたります。
◎ 卜(ぼく)
その場の「気」を捉えて判断するもの。
タロットや易、おみくじ など。◎ 相(そう)
手相 人相 家相 など 「その場で見えるもの」を判断して判断するもの
大体、この三種類にあてはまります。
霊感占いとか お告げとか そういったものもあるのですが 手法が共通してない*1 ので省きます。
この3種類、一長一短がありまして
「命」は、きっちり毎日勉強すれば、あまりスキルの差というのが少なくなるというのが利点。
難点は勉強量=鑑定の精度になるので、勉強不足がすぐにバレる。
卜は、鑑定者の感情によるところが大きい。感情の切り替えができる、あるいは集中力がある人向け。
一時、相場と易の関連で毎日日記をつけていたことがあったのですが、
本人の体調が良くない、とか
ショート(売り)なんかをたくさん持っていたら、「下がって欲しい」という感情がどこかに出てしまっているのか
自分の感情が反映されてしまう。
利点としては 感情が一定のときは鑑定の精度が「命」よりもはるかに高いということです。
「相」は、「命」と同じようにものすごく知識量がいります。
人相、手相は完全に漢方の知識から来ており、経絡などをひと通り覚えていないとお話になりませんし
家相はある程度建築基準法などの建築の知識がなければ、トンデモ鑑定してしまいがちです。
若かりし頃は、何種類も鑑定方法を使う人のことを「一つの手法に傑出できないなんて中途半端だな」と思っていましたが、実際自分が「易」だけで鑑定してみると、自分のコントロールの難しさに、「なるほど、それで先人は組み合わせをしていたのだな」と納得させられることしきりです。
*1:各々やり方が違う