Vive-hodie

日本初の猫カフェ「猫の時間」と 神戸元町の「モダナークファームカフェ」、近鉄百貨店上本町店で鑑定している占い師のブログ。

ソフトよりもハードの充実

 私は潰瘍性大腸炎なるえらい病気を患っていたときに、*1よく気功の師匠に「他人や環境のせいにすんな!」
と、えらい怒られました。
 
そのときは、
「なんでぇー?私は難病患っててこんなに可哀想*2なのに、何故そんなことを言う!」

と、コッソリ師匠を怨んでおりましたが、

「くそー。何が何でもからだを治してやる!」
と、食べ物やサプリメント、薬=ソフトに頼らないで
自分の筋肉を「柔らかくする」=つまりハードの強化に専念するぞ!

と気持ちを切り替え、毎日、寝る前に気功を20分やり続けた上に腹筋を鍛えたところ、
突然、治り始めました。*3
そのときにやっと、師匠の「他人や環境のせいにすんな!」が身をしみて分かるようになりました。
それまで、かなりイヂメられていたので、怨んでいたものです。


 最近のオーガニックを信仰する人たちを見ていると、
「安全な」と提唱することが多いように思います。

「安全な」という言葉が出てくるということは
「常に自分は危険にさらされている」という意味なのでしょう。

 まあ、世の中何があるか分かったもんじゃありませんから、
「危険にさらされている」というのは当たり前のことなんですけども、
いちいち、被害者的=他人と環境のせいにするというのもいかがなものか、とも思います。

 自分の身体に「必要ではない」ものをいくら排除しても、100%は不可能です。
それであれば、「排出できる身体」に改造するほうが早い。
それに、元のハードが悪い状態=新陳代謝が悪い状態で、いくら「安全なもの」「サプリ」などを摂っても、限界があるように思います。
穴の開いたバケツに水を入れるようなもの。

「安全」に拍車をかけるには、「健康な身体を作る努力」とそれに補助として「安全」なるものを摂ればいいんじゃないでしょうか。

 ハードの改造は、簡単なことで、血流やリンパ液など、身体の水をきちんと流してあげるための柔らかい筋肉をつけるだけのことです。これは長期的に、毎日ストレッチをするとか、ヨガなどの「昔の人が考えた効率的な柔軟体操」を定期的に続けるとか、地道に自分の身体を向き合うということが必要になってきます。
 
 これは、ジムなどに行ってマシンで筋肉をつけるというのとは別のことです。ジムというのは、イチローなどの元々身体が柔らかい人や、金本アニキみたいに普段からストレッチを2時間やっているような人=プロフェッショナル並の人たちが、その上に筋肉をつけたりするためのもので、堅い筋肉を持っている人が我流でトレーニングするとより身体が堅くなってしまったりしますので要注意。身体が堅い人がジムに行くのは厳禁です。

 そんなこんなで、そういった「簡単な、どこでも出来る」自分の世話=ストレッチ等が出来ない人が、他人の世話=オシャレな言葉でいえば、本来の意味での「エコ」が出来るとは到底思えないのです。
 
 自分の身体が「後天的に」=子供の頃と比べて悪いとか冷え症であるのは、自分の身体の使い方、扱い方が悪いからなのだ、ということなのです。冷え性なのに、冷えたものを飲むとかクーラーをつけるとか、もちろん、身体を柔らかくする=血流をよくするためのストレッチが毎日出来ないとか。
 
 先天的に「爆弾」を抱えていた私でさえ、人の100倍ぐらい努力して、現在、「健常者」並*4になってきているのですから、難病でない皆さんだと、もっと簡単なはずです。

 とりあえず、自分を変えるためには「自分の世話」からやりましょう!


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*1:安倍さんもそうらしいっすね。ちょっと親近感

*2:潰瘍性大腸炎の痛さは出産以上に痛いらしい、出産してないけど気を失うぐらい痛かった

*3:いや、医者の薬はきちんと飲んでましたよ。サプリとかよく分からん民間療法に頼る=他人に治してもらう=他動的に治すという気持ちを捨てて、自分の面倒は自分でみるしかない、と追い込んだっていう意味です。

*4:前屈は-35センチです。かなり柔らかい