女優業 その2
女優業 その1からの続き。
「私、男運ないんでしょうか?」という人々に「余裕」=他人との距離感が取れない というお話を前回はしました。
今回はその真髄。
そう、人間関係がうまくいかない人というのは
「演技力」が足りない。
こう言っちゃうと、
「えっ、自分の言いたいことを我慢してまで相手に合わせるなんて!」
と驚かれます。
いや、簡単に言えば
「相手が理解できるような言葉の使い方をする」というのが演技力なんですな。
私が営業マンをやっていたときに
直属の上司に
「言いたいことが言えない職業なんかイヤだ」
と半泣きで訴えたことがありました。
そのときに上司が言ったのが
これまた凄い。
「いいか、電話をかけて、事務のおばちゃんが出てきたとするやろ。社長にアポイント取りたいやん。お前やったらどう思う?」
「おばちゃんはええから、社長出してや!って思います。」
「ほな、それを翻訳したら、
恐れ入りますが、このことの責任者の方をお願いしたいのですが
いつお電話したらよろしいでしょうか?
これやろ?言いたいこといえてるやん?どっこも我慢せんでええのや。」
そう言われて、
「おー。なるほど、相手に通用する言葉を選ぶということが演技力というのかぁ。」
と、それから営業マン道まっしぐらになったのでした。
これと同じで、
「ギャンギャン言われて怒られたほうがいい人」やら
「優しくゆっくり話したほうがいい人」やら
相手に通用する話し方というのは千差万別です。
その話し方をいうのを会得するというのが
このタイトルの「女優道」というわけです。
モテてる人を観察すると
大体、この「言葉の幅」をたくさん持っているというのが
共通した条件のようです。
モテたいあなた!
我々はあなたの演技力を引き出す「演出家」です。
いろんな演技プランを提案しますので、
何でもご相談ください。*1
ただし、お客さんの「未来」を決め付けたり、「預言する」ということはしませんので、あしからず。
*1:そして、ワタシも相手の本音を知るためにわざとキレるふりをしてみたりもすることあり