身体知
いやあ、目の手術(レーシック)やら、トマティスやら通ううちにブログのUPが遅れております。申し訳ありません。
私はド近眼なので、エピレーシックという、とりあえず、目の表面を削って、レンズを入れ、レンズに沿ってきれいに生えてきたところで、レンズを取る。という手術を受けたのです。これがねぇ。まあ、大体手術受けて一ヶ月ぐらいは、手元が見にくくて、パソコンとか見づらいんですよ。遠視に近い状態。ですが、術後1ヵ月半の今、1.5見えて、しかも、手元もちゃんと見えるようになってますから、医学の進歩は凄いです。
トマティスで耳の聴こえる範囲を大きくし、目は見えるようになるわで、1月は軽く鬱状態でした。ですが、意外や意外、そんな中でも、お客さんのウケはものすごくいい。
たぶん、質問の聞き返しが全くといってなくなった、ということと、よく見えるようになったので、お客さんの表情や、身体の使い方を存分に観察できるようになったからではないかなぁ。と思います。
以前はたまにお客さんが何をおっしゃりたいのか、把握できないことがあり、お客さんも私も双方コミュニケーションが取れずにイライラすることもあったのですが。ここ一ヶ月は全くといっていいほどありません。
「聴こえない」ということがコミュニケーションの邪魔になっていたのかもしれませんね。ヘレン・ケラーがサリバン先生にお世話になる前は野生児だった*1というのも納得がいきます。ある意味、この一月は私にとって「water!」だったのかも。
これで、思い出されるのは、「身体知」という言葉。バレエとかピラティスとか太極拳とか、先生の身体の動きを真似るスポーツ「身体技法」を学ぶときに、一生懸命、先生の動きを真似しても、
「・・・・。ちょっと違う?」
ということはありませんか?
これは「脳は王様、身体はしもべ。」という状態から脱していないからなのです。脳が考えることを身体が反映する、これには限界があるということです。まず身体を動かして脳を動かす。というもう一つのアプローチというのを作れば、事態は「脳だけを動かしている状態」よりも簡単になり、脳だけを動かしていたときよりも、断然、問題解決能力が上がります。
是非、お試しを!
*1:ワガママ放題の子供だったらしい